フォルテさんの至近距離のコンサート

ピアノ

フォルテさんのサロンコンサートに行ってきました❣
前回もお伺いしたのですが、大きなコンサートホールと異なり、アットホームな感じが素敵な少人数制のコンサートです。

『渋谷ホール&スタジオ』
40席収容音楽ホール・スタジオ | 東京都 | 渋谷ホール&スタジオ (shibuyahall.com)
場所が解りにくいのでアクセスの地図が大変役立ちました❣

魅力・・・

長くなりそうなので最初に手短に申し上げますと、2時間という演奏時間の中で、1曲もミスタッチがないこと(ごめんなさい、フォルテさんにはあったかも、でもこちらには一切解らなかった)、うっかりの音もひとつもなく完璧である事、そして何より、方程式の様に計算された繊細な体の使い方、指の手法であの音がでているのかと知った今日、本当に素敵な時間を過ごさせていただけました。

絵も描くにあたり色んな手法があって、

やんわりとした絵を表現する
『ソフトパステル』
じんわり広がる優しい印象の水彩画、発色の素晴らしい斬新なアクリル画、線を重ねて写真の様に鮮明に表現できる色鉛筆、イメージを色と形で表すフロイドアートなどなど・・・

彼の場合はどんな手法も自分の物にしてピアノで表現しているピアニストさんであり、体全体の使い方、指の動きで、深く響く音から繊細で軽やかな音までとにかく幅広い奥行のある色彩を見る事ができるんです。
個人的主観ではありますが、同じ曲でもその時々で感じ方が異なるので、美しい絵を見た時にハッとしたあの感覚をまた新鮮に感じ取れます。

音で風やお花の香りまで感じられます。

今日もファンの方が話していましたが、コンサート時はスーツでわかりにくいのですが鍛え上げた腕、背中、女性には絶対に出せないあの佇まい、素敵よね~と(#^^#)
本当ですね❤
ファンたちみんなで、始まる前にキャーキャーした気持ちになっています(笑)
あの体から、安定した指の動き、集中力がかなり必要な曲での波打つ美しい指、目で見て、耳で聞いてさらにはお笑い要素もあり、色々な世界に引き込まれます。

パンジー(イエローファイヤー)

本日のテーマは『愛』と『夢』❤
メンバーさんは抽選で神席となり、今回も手元が見える素敵なお席で演奏を聞くことが来ました❣

『愛』のテーマは
エルガー/愛の挨拶
ブラームス/愛のワルツ
リスト/愛の夢
ショパン/舟歌
ショパン/革命
ドビュッシー/月の光
ベートーヴェン/エリーゼのために

このほか 10-1とトロイメライを弾いてくださいました。

【夢公演】
シューマン/トロイメライ
リスト/献呈
リスト/カンパネラ
ショパン/雨だれ
ショパン/ノクターン遺作
ショパン/エチュードOp.10-1
ショパン/英雄ポロネーズ

アンコールは鐘でした。

舟歌

あの繊細な指タッチからの優しい音はいったいどこから❓と不思議になってしまう前半、お花がたくさん飛び散る幸せなイメージでした。
音から甘い優しいお花の香りまでしてきて、まさにテーマの『愛』を感じられる数曲、素敵な時間をありがとう。

そして今回は舟歌の最後、終わりにかけて小さな蕾が風船のように花開く感覚を音で表現したフォルテさんに鳥肌でした。

コンサートの帰り際に新幹線内?で質問をSNSで受け付けていたので、どうやっているのかと聞いたら、鍵盤を掴む秒数いじって、シッカリ計算されているとの事でした❣
数秒・・・ではなくきっと0.001秒の世界でしょうね❤

革命

革命は前々回、フォルテさんの生音を聴いて「ええ?こんな曲だったの?」と今まで何となく聞いていたのが嘘のようにひっくり返ったんです。

絵に例えると早いかもしれない。

彼の革命の左手は繊細な1本の線が渦巻いてその周りに色が広がる感覚です。

色々、彼の演奏を探してみたのですが、生音にまさる動画がなかったのでこちらをペタリ(個人的に好きな動画です)

インスタのこちらの動画では生音の感覚がでてるかな・・・

動画からはなかなかあの立体感を感じ取ることは難しいのかもしれません。
何しろフォルテさんの生演奏を聴いて、そのたびに色々な発見があるからです。

どの曲も素敵ですが今回も革命の左手、そこからの恐怖感、すさまじかった・・・
先ほど、線で説明しましたが、Forteさんの演奏は芯がシッカリしていてその線が綺麗に波打ったり、渦巻いたりして、その周りに色が広がるイメージです。
革命の左手の演奏の音はその線が自分に絡みつき、そのまま底までひっぱられるイメージで、逃げようもなく息苦しい感覚にさせられます。

しかし「息が苦しくなりました」とサイン会の時にいったらなんて返ってきたと思います❓

「マスクしているから苦しかったのかな❓」って(笑)

ちがーーーーう!マジ(。´・ω・)?
確かにマスクしてますよ💦でもマスクしてなくてもあの演奏 聞いたら苦しくなるって!

フォルテさんの演奏からショパンの苦しみが伝わって来てきっと、息も吸えないくらい苦しかったんだよね・・・まさか自分で気づいてないとか❓どれだけ鈍感なんですか💦
凄い演奏しているんですが・・・そんな気取っていない所も好きである。(何でもOK❣)

献呈

そういえば、むかーし、生配信で献呈を聞いた時、
「この曲を聞くと涙が出てくるのですが、何を思って弾いてるんですか?」
と聞いたことがありまして、その時もたしか・・・

「この曲は名曲だから
誰が弾いても素敵に聞こえるんです」

と返していたんですけど。(謙遜にしても本心ぽかった💦)

「ちがーーーう(笑)」

ホント、気取っていないそんなところも好きである!(←しつこい❣)

献呈は後半の『夢』の部で弾いてくださいました。
こちらもまた生音とは異なりますがお気に入りの動画で何度も見ています。

自由に・・・

したい表現をいい意味で計算されているのが素敵だなと思います。
きっと自分なりに考えて何度も試して、あの音になっているんだろうな~、どれだけ練習や分析をしてきたのかな~、そんな素敵な作品をあんな至近距離で聴かせていただいてる私たちはなんて幸せなんだ~なんて、色んな気持ちにさせていただいた2時間。

しかし視聴者がどうとらえるかはあまり考えていないのも彼らしさなのかも・・・
(何度もいいますが凄い事をしていらっしゃるのに)
いや、捕らえ方はその人の自由なのでお好きにどうぞスタイルでしょうか(#^^#)❤

何気ない所ですが、彼が作曲した楽譜の最初にこんな文字が書かれています。

「自由に演奏してください」

ピアノを習っていると、この曲はどうやって弾いたら作曲した方の思うような弾き方ができるのだろうか?という壁にぶち当たります。
私はまだまだ練習が足りないので今も頭と指に叩き込む事に必死ですがその中でも、弾き込んでいくと必ず疑問に思う場所です。

でも、こうしっかり書かれていると、苦しく感じ取るものでも疑問に思う事もなく、スッと曲を感じていいんだなっていう、いい意味で邪魔が何もない感覚で弾くことができますね。

彼の心遣いなのかな~すごいな~と思いますが、いやきっとそこまで考えていないのか・・・どうなのか・・・(#^^#)
どちらでもいいのですがこのようなちょっとしたところも彼の魅力である。

10-1

私はクラシックあまり知らなくて、彼のおかげで、色々知ることができ、感謝しています。

やはり彼の中での代表曲10-1はとんでもなく美しいペガサスがでてきて、その美しい馬の足元からキラキラした星屑が零れ落ちるイメージです。

今日の演奏では2回聞くことができましたが1回目は軽やか、2回目は艶やかでこれまたちょっと色の異なる演奏でした。
一度目は白と水色の美しいペガサス。2回目は蛍光ピンクの入った白く艶やかなペガサスがでてきました❤


綺麗だった・・・
こちらも生音に勝る音の映像を探せないのでお気に入りのものをペタリ!

エリーゼのために

今回、初のプログラムだったようなのですが個人的に嬉しい1曲!
ピアノを習って初期の頃に選曲し、挑戦した曲です。
そのため、とっても楽しみにしていました❣
そして・・・完璧すぎて、ああ、もう終わっちゃうの?って(#^^#)

指の動きを見れる席だったので、そりゃもうガン見でした❣
繊細なタッチ❣
同じフレーズが何度もでてくるのですがあそこの部分、私は難しくて、先生に何度もこうやって弾いてみたら?イメージはこんな感じだよと教えてもらったのを覚えています。
最終的に息を吸って吐いてをあの部分で行うと私はなんとか形にすることができましたが、今でもあの部分が恐怖です(笑)

フォルテさんの完璧なエリーゼのためにが今でも脳裏に焼き付いています。

英雄ポロネーズ

コンサートの度に、今日はこの曲、特によかったな~というのが変わるのですが、2部もどの曲も素敵だったのですが、英雄ポロネーズ、カッコよかった~❣

左手の連打の所でやはりあの風船のように膨らんで花開くイメージの強弱が完璧すぎて❤
数秒、鍵盤を掴むのをいじっている(恐らく0.0001秒の世界?)っていうあの手法・・・
凄かった~!かっこよかった~!
繊細な音も深い音も自由自在に操っているこの演奏法は、かなりの時間を費やし見出したものなんだろうな~と、聞かせて頂いたこちらはそんな作品を生で聴くことができて幸せでした❣

新しい事を生み出す考え方

その人をあることがキッカケで知り、また知れば知るほど魅力が満載で、さらに進化して今後どうしていくのかな?楽しみだな~と応援するのが今でいう「推し活」なのかと思うのですが、フォルテさんの場合は、私がいうのも烏滸がましいのですが、「新しい事を生み出す能力」の才能と行動力が半端ない。

人を惹きつける表現の仕方、「見る」「聞く」側を虜にする演奏の仕方、そして常に何がいいか考え、形にしていく行動力、素敵だなっておもいます。
『100万人に一人』のあの名台詞はフォルテさんが生みの親、あのフレーズをみると思わずクリックしちゃいます!(^^)!

初めて知ったのは5年前、大学生を卒業した辺り、YouTubeを始めた時でした。
私自身と重ねてしまってはこれまた烏滸がましいですが、社会人になる、という時期は私にとっては無人島に投げ出された様な気分で、「生きていくにはどうしたらいいのか?」と悩んだ時期。

何をやっても上手くいかない、しまいには周りや社会のせいにし、こんなお先真っ暗な世界でどう生きて行ったらいいのか大変悩んだ時期でした。

しかし当時の彼はというと、周りは一切気にせず、ただただ新しいものを生み出す能力に長けていて、無人島で今、目の前にある物や武器でどう住む場所、食べ物を確保するか、生き延びていくかに悩みもせず(いやきっと悩んでいたのでしょうがそれを感じさせない行動力)突き進む、ガツガツした精神が私にはとても魅力的に映りました。

最近知ったのですがクラシック業界では異例の進み方だったようですね。
何の業界もそうなのですが古くから伝統のある世界はさらに、新しい事、新しい展開をする人が出てくると必ずバッシングもついてくると思います。
私はその世界で育っていないので、細かい事は解りかねるのですが、子供の頃から教わってきたことを武器に社会で戦うって他の業界でも大変な事と思います。

それを視聴者に感じさせなかった彼も凄いと思いますし、今では新しいレールを敷いてくれた彼に、その業界でこれから育つ子達も一筋の明るい希望が見えてきたのではないかな~なんて感じたり。

古くから彼の生音を聴いているファンの方から有難いお話も聴け、5年経って、演奏法も変化がありどんどん魅力的になって困っているとの事❤
「素敵すぎて困っちゃう❣」・・・愛ですね(#^^#)

彼の事が大好きなファンの方から色々教わり、最初に知ったあの時も彼の魅力を5年経った今も開花するように感じる事ができ、幸せな推し活ができる今、色んな意味で感謝の気持ちで一杯です❤

とにかくYouTubeで聴くのと、生音は世界観が全く違うので、少しでも興味ある方はフォルテさんの生音を聴いて、私が言うのもなんですが 私たちの様に色んな世界を見て欲しいと願います。

コンサートの詳細はこちらから↓

ピアニスト|フォルテのホームページ (bokuforte.com)

今現在(2024・5・6時点)行われているコンサート↓

フォルテ(マッチョなピアニスト)のチケット、コンサート、配信情報 – イープラス (eplus.jp)

次回のコンサート↓

フォルテショパンコンサート2024|ピアニスト (bokuforte.com)

願望

ここからはどうでもいい私の願望話なので、読まなくていいです(笑)

5月5日、神奈川のコンサートでは「10-4」がアンコールで演奏されたそうです。
フォルテさんの10-4を聞きたいファンは私だけではなくかなりの方がいるかと思います。

この演奏動画も最近、投稿してくださったのでもうガン見しまくりなのですが↓

もしかしたら、今回のサロンコンサートでその10-4見れないかな・・・演奏ないかな・・・と期待もあり、ファンの方みんな心待ちにしていました(#^^#)

1部のアンコールで来るか来るか~~~~来るんか~~~?

と待っていましたが「もう1曲、弾きたいと思います。ショパンエチュード10の・・・」

一瞬、

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

と、思ったら

でした💦(意地悪~💦ジラされた❣)

でも10-1も好きなので2回聞けて満足満足!

そして、2部ではもっと期待がかかっていたのですが・・・あはははは💦
次回に持ち越しですね(^_-)-☆
楽しみは先の方が良いので、このまま大人しく待ちます(^_-)-☆

そしてそして、今回、じゃんけんでポストカードが当たった方おめでとうございます✨
2部の時は「絶対勝つぞ!」と1度目、勝った瞬間「ヤッター❣」と思わず声が出ちゃいました💦
2度目でダメだったのですが、あのキラキラしたポストカード、綺麗で欲しかったなぁ~❤

そして・・・先日上がっていたInstagramのこの映像!

大好きな熱情3楽章を奏でる綺麗な腕の筋に美しい時計が光るこの演奏が好き過ぎて!!!!!
撮影してくれたカンナちゃんありがとうございます(#^^#)

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