こんにちは♪
きゃぴあてれびの母ちゃんです。
我が家には50羽以上の鳥さんがいます。

愛鳥さんとの楽しい暮らしの中、
気になるのは健康状態ですね。
特に今話題のメガバクテリア症(AGY)について。

我が家のようにどうしようもなく沢山、鳥がいる状態や、鳥専門病院が遠すぎてどうしようもない場合のウチなりの対処法を記載したいと思います。
メガバクテリア症(マクロラブダス症)はご存じの通り、真菌(カビ)の一種で、すでに世界中に蔓延していています。
日本でもAGYに感染した鳥のいないブリーダーを探すのは困難と言われるほどです。
多くの鳥種で感染が確認されていますが、最も問題となるのはセキセイインコで、急性に死亡する例も少なくありません。
◆特に注意が必要な鳥
- セキセイインコ
- カナリア
- キンカチョウ
- マメルリハ
- オカメインコ

◆原因
ヒナの時期に親鳥から感染。
健康な個体は免疫力で真菌の増殖を抑えているため、感染していても無症状であることがほとんどですが、ストレスで免疫力が落ちて発病したり、また他の病気の経過中に合併症として発病することがあります。
ペットショップで購入した後や、環境の変化によるストレスで発症するケースもよくあります。
◆症状
嘔吐、食欲不振、下痢。軽症から重症まで様々ですが、だんだんと痩せて弱っていく慢性症状と、元気だった個体が急変しわずか数日で亡くなる急性症状があります。
◆治療
早期発見が何より大切。
投薬治療が主の様ですが最近は重症の場合も注射で良くなるケースもあるようです。
我が家のメガバク対策事情
ここで、専門病院で診断をうければいいわけですが、我が家の場合、鳥が既に30羽以上いるうえ、セキセイ、キンカ、オカメと注意が必要な鳥ばかり。
挙句、だれかが発症したら感染する可能性が高い状態で、タイミングよくその菌を絶滅させることができるはずもありません。
犬のようになる前の対応「フィラリア予防」のようなお薬があったらいいのですが、市販の薬もありません。
そのため、我が家は海外から、メガバクテリアに効く薬(正確には人間のカンジタ処方薬)を個人輸入しています。
メガバクテリアの菌は人間の病気で言う「カンジタ」と同じ部類になり、カンジタに効く薬(アムホテリシンB、含有)をできる限り副作用が少なく、弱めの物を定期的に鳥さんたちに飲んでもらっています。
ここでいう人間のカンジタの薬とは口の中や食道粘膜への症状の処方薬です。
最終的にたどり着いた薬はこちらです↓
ファンギリンのサイトをみてみる
こちらの錠剤を1~3か月(個体の健康状態を見ながら)の間で1週間だけ、砕いてお水に溶かして飲んでもらっています。
我が家は200mlのお水に1錠を砕いて溶かして大丈夫なようですが、固体によりけり、心配もありますため、最初は500mlのお水に1錠を溶かして様子をみるのもありかと思います。
あくまで素人目線での話ですので参考までに。
鳥は代謝が激しい(体内に取り入れてもすぐ排出される)と獣医さんからお聞きしました。
また重度のメガバクテリア症の場合は、下記のフルコナゾールという成分含有のお薬が処方されるようです。
この薬は強めの為、我が家はコスパと新鮮保存、副作用が少ない、強すぎない薬、という点を検討し、上記のトローチタイプを選んでおります。
我が家なりのメガバク対策や健康診断、鳥専門病院が無い場合はどうしたら?をお話しした動画をYoutubeにアップしております↓
合わせてみていただけますと幸いです。
コメント
メガバクテリアの映像、拝見しました。
自己責任にて与える場合の1度の量をお教えいただきたく思います。錠剤の場合とシロップの場合に何倍に希釈すればよいか?ご指導下さいませ。
こんにちは。ご返信が遅くなりすみません。
1錠のトローチ、物凄く大きいんです。
人間であの1錠をゆっくり舐めて口内、食道などに浸透させるようです。
なので1錠を細かく砕いて、200ccのお水に溶いてそれぞれのケージに取り付けています。
これでもかなり薄くなるので重度のメガバクの子には病院でも処方されているハリゾン錠がいいと思います。
あくまでうちは予防という観点で、生後100日以降の子から呑ませてしまっているので・・・
でもだれも(調べたのはインコだけ)メガバクはでていないです。
あくまで、うちの場合は、という所から聞いていただけましたら幸いです。
シロップはまだ試していないのでなんとも言えず申し訳ないです。
あのシロップはおそらく病院で処方されてるものと一緒なので、シロップ名と「鳥」「メガバク」等で検索するとどなたかのサイトにヒットするかとおもいます。