嘴打ち(はしうち)は「クチバシウチ」ではなく「はしうち」と読むんですね(;^_^A💦
字のごとく、鳥のひなが孵 (かえ) る前に、卵の殻を内側からくちばしでつつくこと。
嘴打ちの時間はキンカチョウの場合は今まで何匹もの孵化を見てきましたが、個体によって様々で、孵卵器に入れていた場合、つつく様子(卵に穴が開いて)を確認できてから長い子で4時間、短い子で2時間ほどでした。
また、この状態で中からでて来れない子も多く、湿度を高くし、温度を気を付けていても、力尽きてしまう子もいます。
親鳥の元にいる場合、この穴を発見し、親鳥が卵の殻を食べて、手助けし、あっという間の10分で生まれえてくる子もいました。
また、親鳥の元にいるにもかかわらず、親が手助けせずに6時間以上孵化からかかり、外に出れたにも関わらず数日後に力尽きてしまう子、また、元々卵の殻が弱く、穴が開いたのを「孵化の準備OK」と親鳥が勘違いし、早く殻を食べすぎて、雛の体が完成していないうちに卵から出てきてしまい、亡くなる子もいました。
我が家の場合、キンカチョウの繁殖の難しさを重々理解しているつもりではありますが、親鳥のオスメスが抱卵途中で不仲になり、放置された卵を破棄するわけにもいかず、孵卵器で飼育するよう試みていました。
しかし、色々行って見て、少しでも親鳥の元にいてもらう形での繁殖のほうが、雛の成鳥になる成功率も遥かに高いです。
なので、孵卵器での完全飼育は、オススメしません。
何せ、亡くなった時の喪失感と絶望感は、想像以上です。
何が悪かったのか?自分を責める事が続きます。
覚悟のうえで、仕方なくこの状態になったのは解ってはいますが、それでも、想像以上に精神的なショックが大きいです。
今回の動画はそんな中でも、貴重な瞬間を撮影させていただきました。
この子の場合は、あっと言う間に生まれてきました。
ライブにてYoutubeに投稿させていただきました↓
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